こんにちは!
今日は少しマニアックなテーマ、「オッディ括約筋」と自律神経の関係についてお話しします。
「自律神経の不調がある」といっても、原因が一つに絞れることは少なく、さまざまな要因が絡み合っています。その中で、消化器系の一部であるオッディ括約筋が意外にも大きな役割を果たしていることをご存じですか?
オッディ括約筋とは?
オッディ括約筋は、胆汁や膵液が流れる通路である胆管や膵管が十二指腸に合流する部分にある小さな筋肉の輪です。
この筋肉は、消化液の流れをコントロールする弁のような役割を果たし、同時に逆流を防ぐ重要な働きをしています。
オッディ括約筋の不調で起こる症状
オッディ括約筋が緊張したり、動きが悪くなると、以下のような症状が現れることがあります:
1. 胃腸の不調
胆汁や膵液の流れが滞ることで、消化不良や腹部の膨満感、右上腹部の痛みを引き起こします。
2. 背中や肩の痛み
内臓の緊張が筋膜や神経を通じて、背中や肩に痛みとして現れることがあります。
3. 自律神経の乱れ
オッディ括約筋は迷走神経と深く関係しており、不調が続くと交感神経と副交感神経のバランスが崩れます。その結果、動悸、不眠、めまいなどの自律神経の乱れが引き起こされることがあります。
なぜオッディ括約筋が不調になるの?
オッディ括約筋の不調は、次のような要因で引き起こされることが多いです:
• ストレス:過度な緊張で迷走神経の働きが低下し、筋肉が硬直します。
• 食生活の乱れ:脂っこい食事や不規則な食事が胆汁や膵液の分泌に影響を与えます。
• 姿勢の悪化:猫背や腰の反り過ぎが内臓に負担をかけることで、オッディ括約筋にも影響を与えます。
整体院でのアプローチ
当院では、オッディ括約筋を含む内臓の不調に対して、以下のようなアプローチを行っています:
1. 自律神経の調整
ジャンピエール・バラル先生の技術を取り入れ、オッディ括約筋に影響を与える自律神経のバランスを整えます。
2. 内臓の位置調整
内臓全体の負担を減らすことで、胆汁や膵液の流れを改善します。
3. 筋膜リリース
筋膜の緊張を緩め、オッディ括約筋周辺の血流を促進します。
4. セルフケア指導
食事のアドバイスや、呼吸法など自宅でできるケア方法をお伝えします。
5.日本古来の伝統療法
伝統療法の手法を用いて、トラウマが身体に及ぼす悪影響を緩和します。
自律神経の不調でお困りの方へ
胃腸の不調や背中の痛み、自律神経の乱れが続いている方は、オッディ括約筋が影響している可能性があります。
体の奥深くにあるこの小さな筋肉が健康を左右する重要なポイントとなることも。気になる症状がある方は、ぜひ一度当院でご相談ください。
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